仕様と根拠
照合の規則
リンクの # の後ろ(フラグメント)が空なら、ページの先頭に届きます。そうでなければ、まず同じ文字列の id を持つ最初の要素を探し、なければ name が同じ a 要素を探します(WHATWG HTML)。大文字・小文字は区別します。どちらもなければパーセントデコード(UTF-8)した文字列で同じ照合をし、それでもなければ届きません。
特別な名前
デコード後の文字列が大文字・小文字を無視して、ページの先頭を表す 3 文字の名前(t・o・p)に一致し、同名の id もなければ、先頭に届く扱いです。同名の id があるときは、その要素が優先されます。
固定ヘッダーの目安
固定ヘッダーの高さを入力すると、html の scroll-padding の上側と、飛び先の要素の style 属性にある scroll-margin の上側の合計が、ヘッダーの高さ未満の飛び先を警告します(MDN)。ピクセル以外の単位は判定できません。目安であり、実際の表示は確認してください。
根拠にした仕様・資料
| 仕様・資料 | 確認日 | 使った箇所 |
|---|---|---|
| WHATWG HTML Standard 7.4.2.3 Scrolling to a fragment(Select the indicated part) | 2026年10月28日 | 空のフラグメント・id の完全一致・a の name・パーセントデコード・特別な名前の扱い・見つからないとき |
| MDN scroll-padding-top | 2026年10月28日 | スクロール先の上側の余白(固定ヘッダーを避ける用途) |
指摘の段階
- エラー: 仕様に反していて、正しく読めない・処理できない入力です。
- 警告: 読めるものの、仕様の推奨に反する・矛盾する・意図と違う結果になりやすい入力です。
- 情報: 誤りではありませんが、知っておくとよい扱い(読み飛ばした部分や解釈)です。
入力の扱い(送信しない仕組み)
処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。
このツールでできないこと(制約)
- 貼り付けた HTML の中だけを照合します。別のページの id へのリンクや、外部のアドレスへの問い合わせはしません。
- JavaScript で後から作られる要素の id や、フレームワークが実行時に付ける id は読み取れません。
- 固定ヘッダーの点検は、style 要素の html・:root の指定と、飛び先の style 属性だけを読む簡易的なものです。外部の CSS ファイルは読めません。
- HTML の構文の誤りを補う複雑な解釈(ブラウザの修復)には対応しません。
ご利用にあたって
- 結果は貼り付けた HTML の文字列だけにもとづく照合です。実際のブラウザでリンクを押して、飛び先を目で確かめてください。